スプリットとは

搬入された試料を、担当者ごと・部屋ごと・分析項目ごと……等、様々な区分に分けることを言います。

 

スプリットのメリット

スプリットをせずに一か所に試料を保管すると、分析者同士で試料容器の取り合いになったり、試料容器の在処がわからなくなったりしてしまいがちです。スプリット運用を導入するとこれらの問題を解決でき、待ち時間や試料を探す時間を短縮することができます。

 

スプリットのイメージ図

容器スプリット(ラベル)・・・採取方法ごとに分けます。「分析管理_ラベル」にて詳しく説明しています。

スプリッター・・・担当部門や担当者ごとに分けます。

サブスプリッター・・・同時分析ごとや搬入後の試料固定方法ごとに分けます。

 

上記の分け方はあくまでも一例であり、ユーザーごとに自由に設定可能です。

また、スプリッターのみを利用してサブスプリッターは利用しない・スプリッターは利用せずに部屋別スプリットのみ利用する、といった運用も可能です。

01-スプリッター


採取容器から試料を分割


検索枠にてLIMS注文を特定できるバーコードを読み込むと、スプリット情報が表示されます。

画面に表示された情報どおりにスプリットすると、過不足なくスプリットできます。(要マスタ設定)


02-サブスプリッター


スプリッターで分割した試料をさらに分割


検索枠にて試料を特定できるバーコードを読み込むと、スプリット情報が表示されます。

画面に表示された情報どおりにスプリットすると、過不足なくスプリットできます。(要マスタ設定)


03-部屋別スプリット


自担当の分析・試料が一目瞭然

スプリッターを利用せず試料を一か所に保管しておき、分析者が取りに行く運用をする場合に便利な機能です。

絞り込み検索で表示された結果から、自分が取りに行くべき試料を瞬時に知ることができます。

 

 

 

自分が担当する分析部屋で絞り込み、試料を検索することができます。(①)

また、分析野帳に担当者を割り振っておくことで、自担当の野帳ごとに検索することも可能です。(②)


標準業務フロー・機能紹介